「寒さに負けない方法」

今週のお題」について書いてみます。

正直いうと、日本に帰国してからは寒さに負けっぱなしです。
なんというか、湿度のある寒さって、ものすごく身にこたえるんですよね。
年々寒さが辛くなってくるので、
老後は暖かいところに引っ越すことを、真剣に考えてます。

そんな私の冬の味方は…

ユニクロヒートテック+ウルトラライトダウン
もはや、ヒートテックなしでは、外を歩けません。
ウルトラライトダウンは、ものすごく軽いので肩がこらなくていいです。

○半身浴+ソックスの重ね着
整体の先生にすすめられて、夏からやってます。
冷え性の人は、夏に冷たいものを摂ると、冬に症状が出るそうで、
暑いときでも、アイスや冷たい飲み物はできるだけさけた方がいいそうです。

○ジンジャーティー
私は無印良品のジンジャーラテが好きですが、
冷凍した生姜を紅茶にすりおろしても、いいですね。


○充電式湯たんぽ
以前も紹介しましたが、これは本当に重宝してます。
お布団の中に入れておくだけで、朝までぬくぬくです。

Three up 蓄熱式エコ湯たんぽ「nuku2(ヌクヌク)」 ピンク RCW-28PK

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色々と紹介しましたが、
寒さに負けない!と頑張れるのは若いうちだけ。
年をとったら、やっぱり暖かいところに引っ越すのが、一番いいと思います。

50/50 フィフティ・フィフティ

ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演の映画、観てきました。

新春から、闘病ものの映画ってどうかな〜と思いましたが、
最初から最後まで笑いっぱなし。だけど、すこし涙がにじみでる感じ。
後味がとてもさわやかな映画でした。


主人公のアダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、27歳。
タバコも吸わず、お酒も飲まず、
交通事故で死ぬのがイヤだからと自動車の免許さえ持ってない。
朝からジョギングして、車も通ってないのに赤信号でちゃんと待つ、
そんなエコで真面目な人。
それなのに、ある日突然ガンを宣告されてしまう。
しかも、5年後の生存確率は50/50(フィフティ・フィフティ)。

友人のカイル(セス・ローゲン)は、アダムと真逆の人間で、
口を開けば、下ネタばかり。
あろうことか、親友のガンを引き合いに本屋の店員をナンパしたり、
アダムに「ガンをネタにナンパしよう!」とけしかけたりします。
彼のあまりの無神経さに、終盤アダムはぶちキレるのですが、
実はカイルの行動の裏には…というところが泣かせます。


私がキレそうになったのは、主人公の恋人のレイチェルの行動ですね。
もともと主人公とあまり上手く行ってなかったし、
看病が大変なこと、というのはわかるのですが、
浮気しているのに、自分を「いい人」に見せたいというのが嫌な感じでした。
特に、アダムの化学療法のあとレイチェルが病院のむかえに大幅に遅刻するシーンなど、
「アダム、もっと自分を大切にして!」と言いたくなりました。


主人公の彼女候補となる新米セラピストのキャサリンアナ・ケンドリック)は、
片づけが下手で、おまけにセラピストとしても未熟で、
セラピー場面でもどちらかというと患者のアダムが気をつかってて、
はっきり言って役立たず(笑)
でも一緒にいるうちに、どこか癒されていくんですね。
それはキャサリンが自分を防衛したり、飾ろうとしてないから。
「別れた恋人が誰かとデートしてないか、毎日のようにFacebookを見てしまう」
とぽろっと言ったりするのが可愛いな、と思いました。


しかし闘病ものなのに、こんなに笑っていいのか?というくらい、
ユーモアがちりばめられています。
これは、脚本家ウィル・レイサーの実体験を元にした話らしいのですが、
カイル役のセス・ローゲンは実際にウィルの友人で、本当にこういう態度だったそうです。


音楽もすごく良かった。
Radioheadの"High and Dry"の選曲が場面にぴたっとはまる感じだったし、
Bee Geesの"To Love Somebody"も良かったし、
エンドロールのPearl Jamの"Yellow Ledbetter" には、グッと来ました。


年の始まりに、
地に足をつけて、前向きに行こう!と思わせる映画に出会えて、
よかったです。

大晦日の夜、あなたは何をしてるのかしら?

「(500)日のサマー」コンビのデュエット。
Nancy Wilson"What Are You Doing New Years Eve? "を歌ってます。
可愛らしくて、お似合いすぎて、
「もう結婚しちゃえば!」と言いたくなります(笑)

キャプションを読むと、2000年の夏「Manic」という映画で共演し、
お互いにハリー・ニルソンとニーナ・シモンが好きということで
仲良くなって以来、ずっと親友。
2008年の「(500)日のサマー」の撮影の時は、
ランチになると、ヘア&メイクアップのトレイラーで、
マービン・ゲイで踊っていたそうです。
これからもいっぱい共演したい☆とのこと。
本当に楽しそうな2人ですね!


他に2人が共演している動画というと、
ロックファンとしては、これが一番インパクトありました!

シド&ナンシー

シドをサマー役のズーイーが、ナンシーをトム役のジョーが演じているのがミソ。
「(500)日のサマー」を観た方なら、わかりますよね?


これも可愛いですね。フレッド・アステアリタ・ヘイワースみたい!

演技がうまくて、歌えて、踊れて、センスがよくて、芸達者な2人。
これからもたくさん共演してほしいです!


さて、大晦日の夜ですが、
私は年越そばを食べて、紅白歌合戦を見て、神社にお参りに行きます。
皆さまも、どうぞよいお年をお迎えください。

2011年 元気づけられた動画

元気づけられた「言葉」ではなく、「動画」にしました。

今年はやはり、東日本大震災を抜きにしては語れません。
災害や事故の多かった1年でした。
ここからどう立ち直り、よりよい生活と人生を築いていくか。
まだまだ、はっきりと希望が見えてこない人も多いかもしれません。
(私もその1人です。)
せめて、少しでも明るくなるような動画をと集めてみました。


やっぱりこのおじいちゃんはスゴいです。こんな老人になりたい。


なでしこジャパンのWC優勝シーン/今年一番明るい話題でしたね!


ブータン国王陛下の国会での演説/震災で元気のない日本国民にとってありがたいお言葉でした。

日本での新婚旅行が話題になりました。美しいカップルでしたね。


九州新幹線のCM/見るたびに涙が出てきます。

このCMはカンヌ国際広告賞(International Advertising Festival)』のアウトドア部門で金賞、メディア部門で銀賞を受賞しました。

2011年 心が折れた言葉

この1年、政治家や有名人の言葉で、心底がっくりきたことが3回ありました。
「三大がっくり言葉」と呼んでいるのですが、思い切って書いてみます。


○昨年の紅白歌合戦での某作家のコメント。
「素晴らしいパフォーマンスに刺激され、早く帰って原稿を書きたくなった」
○菅前首相が震災三ヶ月後に被災地の釜石を視察したとき、よせ書きに書いた言葉。
「決然と生きる」
○一川防衛大臣が国会で沖縄米兵少女暴行事件について問われたときの答弁。
「正確な中身を詳細には知らない」


話はかわりますが、
もし目の前をマラソンランナーが走ってるとして、言葉をかけるとしたら、
皆さんなら、どう言いますか?


第1回東京マラソンを走った時のことです。

浅草雷門を折り返し30kmをすぎたところで足がつりそうになり、ちょっと歩き始めてしまいました。周りにも歩く人が多かったです。
早朝からすごい雨で、体力を奪われてしまったのが原因だったのでしょう。
その時、応援する人達にまじって、
「おい、歩くな! こっちも(道路封鎖されて)迷惑なんだぞ!」
と野次をとばす人がいました。
なんだか「がくっ」と来てしまいました。今風にいうと「心が折れた」わけです。

東京の真ん中を堂々と走れるのは、協力して下さる都民の皆さんのおかげ。
ランナーはわかってます。
「私だって歩きたくないけれど、ゴールしたいんだよぉ〜!」と心で泣いていると、
「寒いでしょう!これ飲んで!」と温かい缶のコーンスープを差し出してくれた方がいらっしゃいました。
ありがたくて嬉しくて、涙がでました。
スープで元気を取り戻して銀座まで走ると、沿道からたくさんの声援をいただきました。
こんなへなちょこランナーなのに…。 もちろんおかげさまで無事ゴールできました。
人々の優しさへの感謝、そしてゴールの達成感で、
すっかり野次のことなんて忘れていたんですけれど。

上記のような「がっくり言葉」を目にするたび、
ふと、その野次のことを思い出すんですね。

雨にうたれて必死で走っている人に、心ない言葉をかける人がいる。
(そりゃランナーは好きでつらい目にあってるわけですが。)
もし「マラソンなんて迷惑」と思うのだったら、主催者に訴えるべきで、
ふらふらになっている市民ランナーに八つ当たりして、誰が得するんでしょう?

ある場面では、好き嫌いぬきに決まった言葉をいうしかない、
ということがあると思います。
ラソンを走るランナーには、応援のことばであり、
結婚するカップルには、祝福のことばであり、
親族をなくされた方には、お悔やみのことばです。
パーティに招待されたら、もてなしへの感謝のことばであり、
思いもかけない大変な目にあった方には、なぐさめや共感や励ましのことばです。
そういう普通の当たり前のことばを言えないのなら、
その場に行くべきではないでしょう。

そんな場面で、ちょっとひねくれたり変わったことを言うのを、
個性とカン違いしている人が、多いんじゃないかなって思います。


前首相の「決然と生きる」というよせ書き。
被災者の方々は、生きていくのさえ大変な状況なのに、決然も何もないでしょう。
政局での自分のあるべき態度を被災者にむけて書いて、どうするの?と思いました。
元々は玄侑 宗久さんの言葉らしいのですが、
つらい時に「主体的に生きよ!」と言われても、なぐさめにも力にもなりません。
こういう時は、ひとこと「復興」とか「希望」と書いてほしかったです。

次に、防衛大臣の「正確には詳細を知らない」という答弁ですが、
私は、大臣に事件の詳細を正確に覚えていてほしい、とは思っていません。
そうではなく、あの事件の理不尽さと凄惨さを知っていてほしいと思います。
「たいへん傷ましい事件」「二度と起きてはならない事件」などのひとことがあれば、
沖縄の人々への印象もかなり違っていたと思います。
どうして、この普通のひと言が言えないのか? ものすごく不思議でした。

政治家は、言葉で人々から票を得て、言葉で国民の利益を(うまく)再分配する職業であるのに、この2人には、共感能力や基本的な言語能力が欠けているのか、と思いました。

最後に、昨年の紅白での「早く帰って原稿を書きたくなった」
という作家のコメントですが、
言葉を操る職業の人にしては、奇妙で失礼なコメントだと感じました。
早く帰ってしまったら、後の人のパフォーマンスはどうなるんでしょう?
一年を代表する人として招かれたのなら、「パフォーマンスを楽しんだ、刺激された」という表現で充分でしょう。
私は「こういう失礼な人の作品は、どんなに売れてても読みたくないな」と思いました。
同じ紅白で、もう1人の作家の方は「感動しました。来年も頑張ります」と普通に述べてらっしゃいましたが、今年も本にドラマにと大活躍されてますね。

ここまで書いて、自分で思い当たるふしもあり、
私も口にする言葉に気をつけなくては、と思いました。
大切な場面では、余計なことを言わず、当たり前の普通のことばを話せるように。
でも、ブログでは思ったことをできるだけ率直に書いていきたいです。

次回は、「2011年 元気づけられた言葉」を書きますね!

2011年 買ってよかったもの その2

今さらながら「今週のお題」を書いてみる、の続きです。

無印良品 アロマ・ディフューザー

無印のお店に行くたびに、存在が気になっていたのですが、
全商品10%OFFのときに買いました。
加湿器を使うほどではないけれど、何となく乾燥している時や、
アロマの香りを部屋に拡散したい時に使います。
気温差の激しい10月〜11月初めは、寝る前にセットしておくと乾燥しらずでした。
いったん暖房しはじめると部屋は加湿器を使うので、
今は玄関やクローゼットあたりでシューシューとやってます。
無印良品のアロマディフューザー | 無印良品


○蓄熱式湯たんぽ

これまで湯たんぽを使ったことがなかったのですが、
整体の先生にすすめられて、この冬から使い始めました。
身体の冷えた場所をポイント的に温めるのに使っています。
蓄熱式だとお湯の入れかえが要らず、
使用前に15分〜20分ほど充電しておくだけでいいので、とてもラクです。
充電後は温かいというより熱いくらいなので、
寝る時は、ある程度あたたまったら寝具の外に出してます。
このところ寒いので、部屋ではずっと湯たんぽと一緒です(笑)。


さて、家人にも「今年買ってよかったもの(できるだけ主婦っぽい観点で)」
を聞いてみたのですが、意外なものが役に立ったようです。

○キッチンラック

PC周りのルーターやコントローラーなどを置くのにちょうどよかったとのことです。
(写真を撮らせて!と頼んだのですが、拒否されてしまいました…。)

○まな板スタンド

家人が使っているのは、これよりもシンプルな、
どこでも買えるようなまな板立てですが、
MacBookを立てかけるのにちょうどよかったとのこと。いいアイディアですね!
ただし、表面が傷つくのが嫌なひとは、Macbookをあらかじめ保護しておくか、
スポンジのような緩衝剤をまな板スタンドに巻き付けておく必要があるとのことです。

2011年 買ってよかったもの その1

2週間前くらいに、はてなダイアリーの「今週のお題」になっていましたが、
私も今さらながら書いてみます。

○TANITA の体組成計

3月11日の東日本大震災のあと、家にこもりがちになったせいか、
体重が増え、夏には今までにない数値を見てしまいました。
そこで多摩川ウォーキングフェスタ33kmの部に参加することにし、
大会日の10月1日に向けてダイエットを始めました。その時に買ったものです。


ダイエットの方法はとても簡単。
朝晩体重計にのって、記録をとるだけです。
「行動修正法」とか「計るだけダイエット」とも呼ばれていますが、
私の場合はアレンジを加えました。

夜と朝に体重を計ると、たいていの場合、夜の体重>朝の体重となります。
その体重差データを何日か取り、平均値(大体500g〜800gくらい)を出します。
次の日から、朝と夜の体重差が、その平均値をこえないように気をつけ、
もしこえた場合は、行動パターンや食事内容をメモします。
これが自然と行動修正につながり、ダイエットできるというわけです。

この体組成計は、体重・体脂肪率だけでなく、
内臓脂肪レベル・筋肉量・基礎代謝量・体内年齢・推定骨量・BMIまでシビアに出てくるので(笑)励みになりました。

私の場合、記録を見ると「麺類(特にラーメン)」が大敵!とわかりましたので、
ラーメン類は控え、大会後の楽しみにとっておくことにしました。

この方法で1ヶ月あまりで体重を約4kg(主に体脂肪)減らし、
ウォーキングも完歩できました!
減量すると、マラソンやウォーキング後の疲れのとれ方が違うんですよね。
冬になって、またちょっと体重増加ぎみなので、
そろそろダイエットモードに入ろうと思います。

長くなったので、他のよかった買い物については、また書きますね☆